{
  "schema_version": 1,
  "slug": "andersen-bollerslev-cai-2000-nikkei-intraday-volatility",
  "title": "Intraday and interday volatility in the Japanese stock market",
  "title_ja": "日経225の日中ボラティリティは、前場と後場それぞれでU字を描く",
  "authors": [
    "Torben G. Andersen",
    "Tim Bollerslev",
    "Jun Cai"
  ],
  "published_year": 2000,
  "venue": "Journal of International Financial Markets, Institutions and Money",
  "identifiers": {
    "doi": "10.1016/s1042-4431(99)00029-3",
    "arxiv": null,
    "jstage": null,
    "ssrn": null
  },
  "versions": [
    {
      "kind": "publisher",
      "url": "https://doi.org/10.1016/S1042-4431(99)00029-3",
      "label": "出版社ページ（DOI）"
    },
    {
      "kind": "repository",
      "url": "https://public.econ.duke.edu/~boller/Published_Papers/jifmim_00.pdf",
      "label": "Duke大学 著者ページ（著者版全文PDF）"
    }
  ],
  "source": {
    "provider": "publisher",
    "metadata_license": "other",
    "text_reuse": "none",
    "accessed_at": "2026-08-13"
  },
  "categories": [
    "market_microstructure",
    "statistical_method"
  ],
  "methods": [
    "regression"
  ],
  "sample": {
    "markets": [
      "JP"
    ],
    "period": {
      "start": "1994-01-02",
      "end": "1997-12-31"
    },
    "universe": "日本経済新聞社から提供された日経225現物指数の分単位データを5分間隔へ集計した収益率。対象時間帯は09:00〜15:00（大阪証券取引所の日経225先物の取引時間に対応）で、当時の東証は11:00〜12:30が昼休み。夜間情報の反映で変動が突出する09:00〜09:05の初回収益率を除外し、984取引日×1日53本、合計52,152本の5分収益率を用いる。",
    "frequency": "5min"
  },
  "findings": [
    {
      "label": "日中ボラティリティの形",
      "effect": "5分収益率の絶対値の平均は、前場と後場それぞれの始まりと終わりで高く中盤で低い。昼休みの直前と直後に上昇が加わることで、一日の中に二つのU字が並ぶ二重U字型のパターンが現れた。",
      "value": null,
      "unit": null,
      "basis": "not_reported",
      "note_ja": "時間帯ごとの水準は原典の図表を参照。抄録には効果量が示されていないため数値は収録していない。"
    },
    {
      "label": "日をまたぐボラティリティの依存",
      "effect": "日中の強い周期成分を取り除くと、日をまたぐ長い期間にわたって薄れない長期記憶型のボラティリティ依存が確認された。",
      "value": null,
      "unit": null,
      "basis": "not_reported",
      "note_ja": "長期記憶の強さを表す推定値は原典本文の推定結果を参照。抄録には数値が示されていない。"
    },
    {
      "label": "マクロ経済統計の公表の影響",
      "effect": "識別しやすい日本のマクロ経済統計の公表は、日々のボラティリティ変動をほとんど説明しなかった。個別の公表項目には短期的な影響が見られるものもあった。",
      "value": null,
      "unit": null,
      "basis": "not_reported",
      "note_ja": "公表項目ごとの推定値は原典本文を参照。抄録には説明力の数値が示されていない。"
    }
  ],
  "replication": {
    "status": "not_assessed",
    "evidence": [
      {
        "kind": "internal",
        "slug": "yoshikawa-2001-nikkei-intraday-price-behavior",
        "relation": "field_context",
        "independent": true,
        "outcome": "context_only",
        "note": "1988〜1994年の分刻みデータで日経平均株価と日経225先物の日中ボラティリティにW字型を報告した研究であり、本研究の5分足による分析の追試ではない。"
      }
    ],
    "note_ja": "二重U字型の日中パターンと長期記憶の存在について、独立標本での再現は本レコードでは評価していない。標本期間が異なる日本市場の関連研究を内部evidenceとして参照するに留める。"
  },
  "japan_applicability": {
    "status": "supported",
    "note": "標本は東京証券取引所の日経225現物指数そのものであり、報告された日中パターンは日本市場の標本で直接観測されている。ただし1994〜1997年の観測であり、その後の取引時間・制度変更のもとでの再確認はこのレコードでは行っていない。"
  },
  "caveats": [
    "single_market"
  ],
  "summary_ja": {
    "body": "日本経済新聞社提供の日経225現物指数を5分間隔へ集計し、1994年から1997年の4年間について日中と日をまたぐ ボラティリティを調べた研究。絶対収益率は前場と後場それぞれの始まりと終わりで高く、昼休みをはさんで二つの U字が並ぶ二重U字型を示した。日中の周期成分を取り除くと日をまたぐ長期記憶型の依存が確認され、日本のマクロ 経済統計の公表は日々のボラティリティ変動をほとんど説明しなかったと報告している。",
    "derivation": "original_summary",
    "reviewed_by": "operator",
    "reviewed_at": "2026-08-13"
  },
  "explainer_ja": {
    "one_liner": "日経225の5分足を用い、日中のボラティリティが前場と後場それぞれでU字を描く二重U字型になると報告した研究です。",
    "question": "東証の取引は昼休みをはさんで前場と後場に分かれ、各セッションの寄り付きは板寄せ、その後はザラバという方式で行われます。米国株について繰り返し報告されてきた一日一つのU字型のボラティリティ・パターンが、こうした区切りを持つ日本市場にもそのまま当てはまるのかを問います。",
    "method": "日本経済新聞社から提供された日経225現物指数の分単位データを5分間隔へ集計し、1994年1月2日から1997年12月31日までの984取引日、1日53本、合計52,152本の収益率を作ります。夜間情報の反映で変動が突出する09:00〜09:05は除外します。柔軟フーリエ形式の回帰で日中の周期成分を推定し、周期を取り除いた収益率で日をまたぐ依存とマクロ経済統計公表の影響を調べます。",
    "result": "絶対収益率の平均は前場の始まりで高く、前場の半ばにかけて下がり、昼休みの前後で持ち直し、後場の終わりへ向けて再び高くなりました。結果として前場と後場それぞれにU字が現れる二重U字型になります。日中の周期成分を取り除くと、日をまたぐ長期記憶型のボラティリティ依存が確認されました。一方、識別しやすい日本のマクロ経済統計の公表は、日々のボラティリティ変動をほとんど説明しませんでした。",
    "interpretation": "観測されているのは値動きの荒さの時間帯分布であり、どの時間帯にどう売買すれば費用を差し引いた後に何が残るかは検証されていません。標本は1994年から1997年の日経225現物指数で、当時の東証の昼休みは11:00から12:30でした。取引時間や制度が変われば観測されるパターンも変わり得ます。公表統計の説明力が低いという結果も、この標本と公表項目の範囲での報告です。",
    "glossary": [
      {
        "term": "板寄せ",
        "note": "セッション開始時などに注文をまとめ、一つの価格で約定させる方式。"
      },
      {
        "term": "ザラバ",
        "note": "板寄せの後、注文が合致するたびに連続して約定させる方式。"
      },
      {
        "term": "長期記憶",
        "note": "過去の変動の影響が、長い期間にわたって薄れずに残る性質。"
      },
      {
        "term": "柔軟フーリエ形式",
        "note": "三角関数を組み合わせて滑らかな周期パターンを近似する回帰の形。"
      }
    ]
  },
  "source_verification": {
    "level": "fulltext",
    "checked_url": "https://public.econ.duke.edu/~boller/Published_Papers/jifmim_00.pdf",
    "checked_date": "2026-08-13"
  },
  "updated_at": "2026-08-13",
  "aliases": [],
  "diagram_ja": {
    "type": "mechanism",
    "evidence_mode": "direction_only",
    "headline": "前場と後場、それぞれにU字が現れる",
    "caption": "日経225現物の5分足を1994年から1997年まで集計し、日中の周期パターンを推定したうえで、周期を取り除いた収益率で日をまたぐ依存と公表統計の影響を調べた構成です。",
    "mechanism": {
      "steps": [
        {
          "label": "5分収益率を作る",
          "note": "日経225現物の分単位データを5分間隔へ集計し、984取引日・52,152本の収益率を作る。"
        },
        {
          "label": "日中の周期成分を推定する",
          "note": "柔軟フーリエ形式の回帰で、一日の中で繰り返されるボラティリティのパターンを推定する。"
        },
        {
          "label": "二重U字型を確認する",
          "note": "前場と後場それぞれの始まりと終わりで絶対収益率が高い、二つのU字が並ぶ形が現れる。"
        },
        {
          "label": "日をまたぐ依存を調べる",
          "note": "周期成分を取り除いた収益率で、日をまたぐ長期記憶型のボラティリティ依存を確認する。"
        },
        {
          "label": "公表統計の影響を測る",
          "note": "日本のマクロ経済統計の公表が、日々のボラティリティ変動をほとんど説明しないことを確認する。"
        }
      ]
    },
    "profit_distance": {
      "observed": {
        "status": "not_applicable",
        "note": "本研究はボラティリティの時間帯パターンの観測であり、売買による収益は測定していない。"
      },
      "costs": {
        "status": "not_tested",
        "note": "取引費用や税を差し引いた後の評価は行われていない。"
      },
      "replication": {
        "status": "not_tested",
        "note": "独立標本での追試は本レコードでは評価していない。"
      },
      "japan": {
        "status": "supported",
        "note": "標本は東証の日経225現物指数そのものであり、日本市場で直接観測されている。"
      }
    }
  },
  "lint_waivers": [],
  "disclaimer_ja": "一般的な研究紹介であり、売買推奨・投資助言ではありません。"
}
