何を割った数字か

当サイトの貸借倍率は、日本証券金融が公開する1570の貸借取引残高を元に計算しています。式は「貸借倍率 = 融資残高 ÷ 貸株残高」です。

「8倍」という表示は、融資残高を貸株残高で割った結果です。倍率だけでは、元になった二つの残高の状態を十分に表せません。倍率を独立した指標として扱うのではなく、どの二つの残高から計算された値なのかまで戻って読みます。

割り算の対象は1570の貸借取引残高に限ります。他銘柄の残高は使いません。

貸株残高0は欠測

貸株残高が0のときは、分母が0になるため倍率を計算できません。当サイトはこのとき倍率を補完せず、欠測として扱います。

非常に大きな倍率として扱うことも、直前の値や別の数で埋めることもありません。欠測は数値の一種ではなく、その時点では倍率を計算できないという状態です。

8.0倍の位置づけ

8.0倍は、当サイトが貸借倍率の変化を観測するために置いた機械的な閾値です。日本証券金融(日証金)が定めたものではなく、日証金の公式基準ではありません。「8倍を超えれば特定の結果が起きる」という予測規則を示すものでもありません。

この閾値から確認できるのは、当サイトの計算による倍率が8.0倍という線のどちら側にあるか、またはその線をまたいだかという事実までです。閾値の通過と将来リターンの関係は、このページのデータだけでは検証されていません。

観測値を読む順序

観測値は次の順で確認します。

観測値を読む順序
確認する項目 サイト内の扱い
元データ 日本証券金融が公開する1570の貸借取引残高
計算式 融資残高 ÷ 貸株残高
貸株残高が0 倍率は欠測。補完しない
取得日から4日超 鮮度注意
8.0倍 変化観測用の機械的閾値。日証金の公式基準ではない
将来リターン 貸借倍率ページのデータだけでは未検証

この値から直接は分からないことは、計算式の外に置きます。

  • 日経平均全体の投資家別需給は、1570の貸借取引残高からは分かりません
  • 現物市場全体も、この値は直接示しません
  • 先物・オプションの手口も、この値は示しません
  • 閾値を超えたことと将来リターンの関係は、このデータだけでは検証されていません

とくに鮮度は、倍率の大小とは別の確認項目です。当サイトでは取得日から4日を超えたデータを鮮度注意としています。古い観測値であることと、倍率の値そのものは分けて扱います。

1570だけでは分からないこと

このページが扱っているのは、1570一銘柄の貸借取引残高です。1570が日経平均に関係するETFであっても、この倍率が日経平均市場全体の状態を直接表しているわけではありません。日経平均全体の投資家別需給、現物市場全体の需給、先物やオプションの参加者別手口は、この値だけからは分かりません。

確認できるのは、1570について公表された貸借取引残高、その計算式、欠測条件、データの鮮度、そして当サイトが置いた観測用閾値です。「8倍」という一つの表示だけを見るのではなく、何のデータをどの式で計算し、いつ取得し、どこまでを示しているのかを確認することが、このページでの基本的な読み方です。

本記事は公開値と当サイトの計算規則の説明です。売買推奨・投資助言ではありません。

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出典一覧